QRAKENシリーズの、ヘッドに隠された数々の「釣れる仕掛け」について【1】
こんにちは、BUTZの伊藤です
今回は表題にもある通り、今更ですが
QRAKENシリーズのヘッドについて詳しく触れたいと思います
【先端のリップ形状】
このリップは、例えばクランクやミノーについている
あのリップとは、その目的も機能性もまるで違います
QRAKENのリップは、水を受ける or 受け流す事で
ルアー自体の姿勢やレンジキープ力、巻き速度調整などの
役割を果たしている非常に重要なパーツなんです
【パッケージ出し、そのままで使用する場合】
これは7gなのか14gなのか、で少し変わってきますが
ウェイトチューニングなしで使用する場合
ルアーの姿勢は画像のような感じで、少し立ち泳ぎ姿勢になります
これは超後方重心設計(ウェイトフック)の影響により
ルアーの重心が極端に後ろに偏っているので、当然こうなります

ちなみに、この姿勢のまま泳ぐと、リップの下側で水を受けるようになり
巻けば巻くほど浮き上がりやすくなります

どのメーカーのワイヤーベイトも、基本的には
レンジキープのしやすさ=浮き上がりを抑えるという考え方ですが
QRAKENに関してはまったくの逆で、あえて浮き上がりやすくする事で
超低速で巻いてもレンジを一定に保ちやすくしています
...じゃあ、中速~早巻きで中層巻けないじゃん
と言われちゃいそうですが、そこで活用してほしいのが
ヘッド下部に二か所ある「チューニングアイ」なんです
【ウェイトチューニングをして、使用する場合】
QRAKENの浮き上がりやすい=低速でレンジキープしやすい
という考え方は、ここで紹介するチューニングアイがあるから
成立する話で... あえて、凄くシンプルに伝えると
浮き上がりやすいのであれば、ウェイトを追加して重くすれば
同じ操作感のままレンジキープしつつ巻き速度を速められるよね
という事なんです
↑のように後方側のアイにウェイトを追加すれば
後方重心をより極端にして、ルアーの姿勢も、より立ち泳ぎが際立ちます
ルアーは重くなって飛距離は抜群に伸びる(大遠投可能に)
だけど、後方重心がより極端になるという事は
リップの下側でより強く水を受けるので、浮き上がりやすさも更に向上します
重たくなったQRAKENは沈むのも早いですが
その分、リップで水を受けて浮き上がってくれる力も強く加わり
その中間を意識して巻くだけで、簡単に
理想のレンジをキープできるようになります
パッケージ出し、そのまま=表層~中層を低速で巻く
後方アイに5g~7g(場合によっては10gでもOK)を追加
=大遠投からの中層~ボトムを中速~高速で巻く
...わかりやすいところで、このような使い方ができるようになっています
【前方のチューニングアイの使い方】
ここに、ウェイトを追加すると画像のように
少し前のめりなスイム姿勢になります(超後方重心を中和します)

冒頭で先端のリップ形状は水を受ける or 水を流す、という
二つの役割があるとお伝えしましたが、後者の水を流すという
役割をフル活用する場合は、このウェイトチューニングが必須です

超後方重心を中和して、やや前傾姿勢なスイム姿勢となりますので
リップの下側で水を受けなくなり
逆に、リップの上部(頭側)で水を受け流すようになります
こうなる事で、より水面直下での早巻きが可能となり
より安定したガーグリングやバジングアクションが繰り出せます

ダブル、シングルともにキャストして着水点から早巻き、という感じで
テンポ重視でQRAKENを使っていく場合は、前方のアイに
3.5g~5g(爆速で巻く場合は7gでもOK)のウェイトを追加
シングルウィローに至っては、恐らく世界最速クラスの
表層早巻きが可能になります(川とかリザーバーで、めちゃくちゃ有効)
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今回はQRAKENシリーズのヘッドについて
主に先端リップ形状とチューニングアイの使い方
それらの関係性と役割についての内容でした
次回、【2】は超後方重心(ウェイトフック)について
釣果に直結する、いくつかのメリットを詳しく解説します


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